【防災】『互近助』精神で防災力を高めよう！ 全体研修会を開催しました。
少子高齢化や担い手不足など自治会や町内会を取り巻く環境が厳しくなっている中、八幡東区では八幡東区自治総連合会・環境衛生協会連合会主催で毎年、地域課題の解決に向けた全体研修会を実施しています。本年度は、ここ数年、度重なる豪雨災害や近い将来起こるとされている南海トラフ巨大地震などに備え、自治区会役員及び町会長を対象に、『歌う防災士 しほママ』こと柳原志保さんをお招きし、「今、わたしたちにできること～避難所運営と互近助～」と題して、いざという時のリーダー育成を目的とした研修会を7月3日（土）180名参加のもと響ホールで開催しました。
柳原さんは東日本大震災や熊本地震、令和２年７月豪雨を経験され、大災害の経験と教訓をママ目線でわかりやすく伝え、復興ソング「花は咲く」を歌いながら全国で防災講演を行っておられます。講演では、災害時に逃げ遅れないためには『避難スイッチ』を押し、早めに避難すること、スイッチを押すきっかけになる「周囲のふるまい＝『コミュニティ』での声掛け」や「要支援者個別計画」づくりが大切であることを学びました。また、段ボールを用いた簡易ベッドや簡易トイレの作り方の紹介もあり、とても参考になりました。
参加者の皆様には「防災」について改めて認識していただき、当日行ったアンケートでも、多くの方から「わかりやすい、参考になった」との回答をいただきました。
今後も自治会・町内会は、いつ発生するかわからない災害に備え、日ごろから地域防災の向上に積極的に取り組んでまいります。
